「工場の塗床工事」

今回は、とある工場の床工事についてレポートします。

照明の関係も多分にありますが

現状はフォークリフトによるタイヤ痕や

残された粉塵により

かなり汚染されていました。

このままでは従業員様への健康も懸念されます。


まずは隆起した床の目地材をサンダー等で除去します。


続いて、床全体をビルの清掃で使われるブラシ

(今回は研磨紙)が回転しながら洗浄する

ポリシャーという機会を用いて下地処理を行います。


次に、凹部の処理を樹脂モルタルにて平滑に仕上げます。


プライマーを塗り、1日目の作業が終了です。


2日目の作業はベースコートを厚塗りします。

床面の温度が低く

硬化乾燥に時間を要することから

この日の作業はベースコート塗布のみとなります。


3日目にトップコートを2回塗り

(今回は速乾タイプを採用)


そして、完成となりました。


改修工事では珍しく

施工範囲を完全に閉鎖して行える環境

であったため、本件は昼間作業となりました。


ひとくくりに「塗床工事」と言いましても

無数の種類があり、施工環境や用途により

様々な選択が可能です。


もちろんイニシャルコストや

ランニングコストの兼ね合いもありますが

最低限の品質は確保すべく

予算を投入された方が

施工後の満足感も俄然違うものです(S)

https://www.koyo1977.com/performance/factory/3687