とある橋上駅エントランスの塗床工事が完工しました
発注者側の要請により、塗床本来の機能はもとより
今回は意匠性に注力されました
旅客や列車運行の妨げとならない終電から
始発までの僅か4時間で通行開放しなければならず
作業後における材料の硬化時間短縮が
最重要課題となります
そこで1時間以内で完全硬化し
高強度・高耐候性等優れた機能を併せ持つ
メチルメタクレート樹脂系材料
(歯科材料としても使われるツーンとしたもの)
が採用となりました
1日目の作業として下地調整を行いました
表層研磨
プライマー塗り
下塗材塗り
目地材塗り
2日目の作業として塗床(型枠)作業です
型枠材貼り
表層材塗り(色分け)
3日目の作業として塗床(仕上げ)作業で完工です
トップコート塗り
完工
床工事の中でも特殊な部類に入ることから
どうしても高コストになってしまいますが
職人さんの巧技で
タイル張りにも負けない位の精度に仕上げられ
感心しきりの現場でありました(S)